ゴー宣DOJO

BLOGブログ
みなぼん
2012.6.19 03:55AKB48

AKB48 は粗悪品か?

よしりん先生が
来てくれましたー
絵文字:星



ミュージックステーションで、
元OASISのノエル・ギャラガーが
AKB48を見て、
バカバカしいと嘲っていたのは
テレビの画面をみただけでも
十分わかった。
昨日、「新潮45」の
濱野智史氏の論考を読んで、
そのノエル・ギャラガーが
ブログに感想を書いていた
ということを初めて知った。

「俺は一山いくらのクズみたいな
 ジャップの自称ミュージシャンの連中と
 無理やり共演させられたんだが、
 その中に工場から大量出荷された
 粗悪品みたいなAKB48という
 少女たちのグループがいたんだ。

 これは冗談じゃないぜ、
 そいつらは無駄に30人くらいいたんだが
 全員13歳から15歳くらいの
 糞ガキだったんだよ絵文字:重要

 俺は急に自分がすげえ
 ジジイになったような気がしたよ。」

笑ってしまう
思った通りの反応だ。

最近では欧米でも
日本のサブカルチャーの
「オタク」が出てきているようだが、
一般的にはプロフェッショナルの
歌手しか尊敬されないだろう。

だから日本の歌番組で、
欧米人のプロと日本のジャリタレ
(欧米人の視点から)を
一緒に出しちゃダメなんだよ。

最近見たのは、
ミュージックフェアで
鬼束ちひろがかつての面影が
ないほどに変貌していて、
本格的なミュージシャン然としていたが、
彼女がSKE48の
アホなおしゃべりの最中、
まったく無表情で、
つくづく馬鹿にしている
様子が映っていた。

確かに鬼束ちひろの歌は
上手いが、残念ながら
歌の上手さをいつでも
聞きたいとは思わないんだな。

歌そのものが
聞きたいという感情もあれば、
メロディーの心地よさを
味わいたいという気持ちもあれば、
歌手の表情やダンスを見たい
という欲望もあれば、
色んな欲求が受け手には
あるのだから、歌唱力だけが
価値基準じゃないんだ。

すごい歌唱力なのに、
大衆化しそうにない楽曲ばっかり
歌わされてる歌手だっている。

Alanなんて、
あんなに美人で、
あんなに上手いのだから、
大ヒットが出せる素材なのに、
楽曲との出会いがない。

前田敦子のソロを聞くなら、
西野カナを聞いた方がいいし、
板野友美のソロを聞くなら、
安室奈美恵の方がいいと、
人々が判断するのはよくわかる。

家入レオのような
強烈な個性のある顔と、
歌唱力もある新人歌手は、
昔ならデビューと共に
ヒットしていただろう。

今後は楽曲との
出会い次第だと思うが。

わしが自宅でコンテを
描きながら聞いているのは、
高橋真梨子や
テイラー・スウィフトだが、
秘書と移動中に
カーステレオで聞いているのは
AKB48とその姉妹グループだ。

筒美京平の楽曲で
育ってしまったわしには、
AKB48の歌が実に心地いい。
今までの楽曲は
歌手と一体というイメージが
刷り込まれ過ぎていた。
だが、AKBの楽曲は
メンバーの誰が歌い継いで
いってもいいのだ。

かつてのアイドルや、
歌唱力に定評のあった歌手が、
懐かしのメロディー
みたいな番組に出て、
オーラの消えた老いた顔で歌うと、
全然声が出ていなくて、
楽曲の良さが台無しになる。

もう歌うな。
わしの方が上手いよと
思ってしまう。

AKBの楽曲は、
次世代が歌えば
常に新鮮に聞こえるから、
楽曲が風化しなくていい
見事なシステムだと思う。

欧米人にはわからない
音楽の楽しみ方がある。

アマチュアくさいようで、
プロフェッショナルな計算が隠された
グループだっているのだから、
外国人からえらそうに
言われたってしょうがない。

グローバリズムに嵌って、
音楽の楽しみ方まで
外国人に合わせて
世界標準にする必要なんて、
これっぽっちもないね
絵文字:重要

 
 
みなぼん

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

INFORMATIONお知らせ